ファンからの寄稿文
「40周年に思う、佐野元春のこと」

佐野元春がいつもそばにいてくれる

大堀英博

佐野元春様
デビュー40周年おめでとうございます。

 今年55歳になる徳島の田舎の少年が初めて聴いた佐野元春の曲は何だったか、30周年記念ツアーアルバム『Final』を聴きながら思い返しています。

 きっかけは高校2年の秋、友人に教えてもらった『ナイアガラ・トライアングルvol.2』。ということは、『彼女はデリケート』で決まりです。
『Bye Bye C-Boy 』『マンハッタンブリッヂにたたずんで 』・・・ 何度聴いたことか。

 そして『No Damage』で『SOMEDAY』を知り、『Visitors』に衝撃を受け、『ヤングブラッズ』に共感して青年となり、就職、結婚、子育て、仕事。

 壮年期には『フルーツ』を味わい、行き詰まった時、『君が気高い孤独なら』に救われ、『虹をつかむ人』も中年となりました。この9月から人生の転機を迎える初老のサラリーマンは、『或る秋の日』に癒され『ENTERTAINMENT!』に勇気をもらって就活に励みます。

 振り返れば、あっという間の40年でしたが、親兄弟と限られた友人、そして妻と子がいつも私のそばにいてくれました。そして佐野元春も。なんて幸せなことなんだ!

『みんなの願いかなう日まで』を聴きながら・・・

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