ファンからの寄稿文
「40周年に思う、佐野元春のこと」

佐野元春にまつわる①〜⑦

纐纈茂生

①ずっと気になっていたものの、聴いてこなかった佐野元春の音楽。臥せっていた時に「呼吸」が身体に染み渡って、私は「掬われた」。

②デビューアルバムから最新アルバムまで全部揃えた。今回のBOXも予約済だぜ。

③ただのメロディではなく、何かが開く、「リアル」が開く瞬間がある、そう感じた瞬間、その曲は友となり、勇気となり、希望となり、力となり、リアルとなる。それ以上に、先へ先へ「先へ」と、その曲は、手を引き、または道を照らして、いざなってくれる。

④その曲に備わったパワーが、聴く者のいつに影響するかは、いつでも(今)であり、いつか(未来)でもある。誰かのブレイン、誰かの魂に萌芽する準備はいつもできて(宿って)いて。そうした種子的パワーが銀盤の一面にパッケージされているのが佐野元春のCD。

⑤今の時代に、こうした魂、パワーを届けてくれるミュージシャンはほとんどいない。メロディだけならごまんとある。それらは透過するだけで、我らを「ヒット」しない。我らを「打ち」揺さぶるパワー、または我らに「実体」を取り戻させるパワー。そんなチカラが、これからの世界には必要。佐野元春はその力を有する稀有のアーティスト、ミュージシャン。(ボブ・マーリーのような)

⑥佐野元春は、スティービー・ワンダーのような天才であり宇宙人、かつ日本の宝と、声を大にして言いたい!

⑦聴く度に共に旅をしてくれる、新しい旅へといざなってくれる佐野元春の音楽。いつもありがとう!これからも、ありがとう!(まだまだ言いたいことあるけど、おしまい)

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