ファンからの寄稿文
「40周年に思う、佐野元春のこと」

元春に打たれた日

ひろげん

高校を卒業し、僕は夢を抱き東京へ出た。

目新しくバブルに浮かれつつある東京で

ろくに授業にもでず、寮の狭い部屋で

音楽と読書だけが僕を慰めてくれた。

ジョン・レノンやローリング・ストーンズのカセットテープを擦り切れるまで聞いた。

あるとき寮の友人が、元春のテープを貸してくれた。

「街を歩くふたりに地図はいらないぜ・・・」

JaZZmen、共同墓地の中・・・・。叩きつけるようで、鮮やかに浮かび上がる情景。

僕はしびれてしまった。日本人でもこんな曲を書く人がいたんだ。

大学に入ってから、元春のコンサートに行った。

その自由でパワフルなステージに圧倒された。

それからも彼の曲に度々勇気をもらい救われた。

40周年おめでとうございます。そして本当に感謝です♪ これからもそのパワーで僕らを元気にしてください!!

たとえみんなが愛の謎を解いたとしても・・・

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